今回の工事はハイツの改修工事です。
最近はオーナー様から直接ご依頼頂く事が多く
今までのような不動産屋さんにそのままリフォームを頼むオーナー様が減っています。
実際不動産屋さん側も大手さんはリフォーム部門があったりするので別ですが土地や建物売買のみ行っている所などは
リフォーム屋さんにご依頼下さいと言われるそうです。
その際一応お客様＝オーナー様には不動産屋に確認を取って頂く事にしています。
工事側は工事するだけですがそれを売り買いするのは不動産屋です。
オーナー様と不動産屋は常に良好な関係が望ましいと思うので失礼に当たらない様私が不動産屋とお話させて頂く事も何度かありました。

一般的なリフォーム工事のご依頼と何が違うのかと言うとまず、
オーナー様から直接のご依頼はほぼ収益物件です。なので具体的に工事する箇所が明確な事が少ないです。
例えば自分が住んでいる自宅のリフォームだとトイレをタンクレスに交換したい、やキッチンを広くしたいなどご自身の生活スタイルを向上させる為のリフォームが多いですが、オーナー様の場合賃貸成約確率を考えかつコストパフォーマンスを考えどのような方でも快適に暮らせる俗に言う一般的感覚が求められます。
壊れている箇所は勿論直さないと駄目ですが空き家ではオーナー様も困ります。
そこで水廻りの交換を提案してみたり、クロスの張替えを提案したりします。
勿論ご予算に合わせてのご提案もさせて頂いてます。

今回のオーナー様はお母様が借りてらしたのですがお母様と同居されるのでせっかくだからリフォームして人に貸そうと思うとの事でした。
現場を見させて頂くとハイツ自体の築年数も古く壁や床も全て古い型の物件でしたが床は綺麗に使ってらっしゃったのか傷なども少なく日焼けや床浮きもなかった為床はワックスでツヤをプラスし綺麗にして天井と壁はクロスを張替え、和室の畳を表替え、
基本は現状回復をベースにキッチンと洗面台のみ新設しました。ハイツやマンションは洗面所スペースが狭い事が多く女性の方は収納を気にされる事が多いので三面鏡の洗面台はおすすめです。
キッチンやお風呂などメインとなる水廻りを新しくするだけでお部屋全体の印象がだいぶ違って見えます。
またクロスなどもアクセントで無難でも茶色やグレーの締め色を一面いれるだけでお値段変わらずオシャレに見えます。
そういった細かな提案が出来るのもリフォーム業の一つです。

今回はご予算内に収まりオーナー様にも自分が住みたいくらいだとお褒め頂きました。
一ヶ月程の工事でしたがハイツの管理人様や周りの近隣住民様にもよくして頂き何故か不動産屋の営業さんにもお礼のお言葉を頂き人に恵まれた現場となりました。

ありがとうございました。
これからも全ての現場現調で精一杯出来る限りの事をするを心がけ安全に取り組めたらと思います。